大学に入ってから美容院代を節約しようと思い、約6年間は練習台としてカットモデル・カラーモデルをしていました。その時に経験したことを踏まえて、カットモデルになるための3つの心構えを書いてみたいと思います。
カットモデル3つの心構え
1:カットモデルも無料ではないことが多い。要確認。
美容院代節約を目的としてカットモデルに行く人は多いかと思いますが、大体が無料か1000円程度でした。私の場合、1000円以上するカットモデルに行くくらいなら、カット3000円以下の美容院の方が施術時間も短いし、安心感もあるとういうことで使い分けていましたよ。
カラーの場合、カラー剤の代金を支払う必要がある美容室がほとんどでした。相場感としては、1000円~ 3000円くらい程。そのくらいは支払う必要があると思うので、事前によく確認しておく必要があるでしょう。
2:希望通りの髪型にならない可能性があることもある。
誰しも美容院に行ったら、こういう髪型にしてほしい!という希望があると思います。通常であれば、カットモデルでも希望の髪型を伝えられるケースが多いです。
ただ、店側で「10cm以上切らせて下さる方を募集しています。」という感じで、募集要項に制限がある時もあるので、自分の現状の髪の状態と希望の髪型を事前にお店側に伝えておくとスムーズです。
さらに、美容師さんの腕次第では、伝えていた長さより短くされすぎたりすることも。私は実際に10cmくらい切ってください。と伝えたところ、15cmくらい切られたことがあります。ガチャガチャの髪型にされたわけではないので、事なきを得ましたが、そういうこともあると思っておいたほうが良いかと思います。
1つ付け加えておくと、カット中も先輩のスタイリストさんがチェックしてくれるところがほとんどです。カット後も修正してくれることが多いので、そのあたりのフォローがあるかどうかも事前に確認しておくと安心かもしれません。
3:施術時間(終わるまでの時間)が長い可能性も。
カットモデルは大体、営業終了後からスタートすることが多いです。さらに、生きている人間の髪を切った経験の少ない美容師さんがカットしてくれるので、施術時間も思っているより長く掛かってしまうことも多いです。ちなみに私はカットのみで「21時スタート23時半終わり」という経験があります。
新人の美容師さんの熱意が伝わって来るカットモデル。
ちょっと落ち込んだ時や、頑張らなくてはいけないことがある時、カットモデルに参加していました。その理由は、新人美容師さんの熱意が感じ取れるから。話しながら施術してもらうと、新人の美容師さんは「これから10年美容師を続けて、ゆくゆくは自分の故郷で店を構えたい!」なんて、夢を語ってくれることが多いです。そういうキラキラした人の姿を見ていると、私も頑張らないと!という気持ちに自然となれました。
節約目的だけでなく、あったかい気持ちにもなれるカットモデル。是非そういう機会があれば1度は参加してみてくださいね。あ、カットモデルは「練習台」なので、仕上がりが多少希望通りじゃなくても、帰りが遅くなろうとも、嫌な顔は禁物ですよ。仕上がりがどうしても気になるようなら、笑顔で「ここがやっぱり気になるので…」と伝えましょう。
以上、「カットモデルになる3つの心構え!美容院を渡り歩いた私がオススメするカットモデル指南書です。」でした。