支柱が倒れた理由は何?
今回の倒れた柱は、鋼鉄製で長さ7m。
支柱は50mほど間が開いていて、ワイヤーで隣の支柱とつながれているそうです。
山手線神田~秋葉原の架線柱倒壊、多分こんな感じ。1枚目が健全状態、2枚目が倒壊状態。(雑な図でごめんなさい) pic.twitter.com/e3iqlGG2y6
— takuya870625@委託販売準備中 (@takuya870625) 2015, 4月 12
今回は、1つの柱が倒れ、それに連動する形で、もう一方の支柱が傾いたとのことです。
JR東日本の会見では、架線*1からの引張荷重により倒れたものと思われるが、調査中と話していました。
実は4月10日には支柱の傾きが報告されていた。
4月10日に傾いていて、4月13日に対応する予定だったとのこと。
しかし、柱が倒れた前例がないため、4月13日以降に対応する予定だったということです。
昨日の夜にも運転士氏から柱が傾いていると連絡していたそうなので、なぜ13日以降の対応を変更しなかったのか疑問です。
山手線に接触していた支柱。大事故の可能性も。
今回の支柱は、山手線の線路に接触していて、脱線などの事故につながっていた可能性もあったようです。
京浜東北線の運転手が、支柱が倒れていることを発見・報告していなければ、山手線が脱線して、大きな事故になっていた可能性があったそう。
1人も死傷者を出さずに済んだことは、不幸中の幸いだったのかもしれません。
東京の大動脈ともいえる山手線。
*1:電車の上を走っている鋼鉄製の線のこと。