仕事と育児と家庭のワークライフバランスをどう取るかという問題は、日々働く上で結構重要な問題です。そんな中、先日、マイナビさんの『専業主婦の3人に1人が「本当は外に働きに行きたい」と回答』*2という記事が目に付いたので、気になったことをまとめてみます。
働く女性は「専業主婦になりたい」が、主婦は「外で働きたい」?
この統計では、
有職者(働く女性、499名)に、生活や仕事に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞いたところ、「現在の生活に満足している」に対する同意率は48.7%と約半数となった。また、「女性が社会で働くには、不利な点が多い(76.8%)」や、「本当は専業主婦になりたい(33.4%)」と思っている人が、3人に1人いることがわかった。
と、働く女性が外で働かず、家での仕事を希望したのに対し、
専業主婦の外に働きに行きたい願望についてみると、「本当は外に働きに行きたい(34.0%)」と、3人に1人の割合となり、有職女性の専業主婦願望(33.4%)と同じような割合となった。
とのこと。互いに「ないものねだり」なのかもしれませんが、実際、子育てしながら家事するんでも、外で働くんでも厳しい社会ですわってことの表れなのかなと思ったりします。しかし、1人あたりの平均所得が少なくなってきている中*3、子どもが少し大きくなったら働きに出たいと思っている女性が3人に1人という結果につながったのではないかなぁと思います。
子どもが幼稚園に入ったら働こうと思っている方は注意。
photo by Jim Nix / Nomadic Pursuits
「子どもがもうすこし大きくなったら、働きたい。働けるんじゃないか思う」方でも、子どもが保育園に入れなかったり、入れたとしても保育料+保育延長料が収入を上回ってかえって赤字なんてこともあったりして、就職を諦めている女性がいるのも事実です。経済面でも、精神面でも、子育てしながら外で働くってキツイんだってことが、現実になってくると分かるって女性が私の周りは多いです。
完全に離職して数年が経過してしまうと、正社員への道が遠のいていく気がしてしまう可能性も。
業種にもよるとは思いますが、完全に離職してしまうと業界の流れについて行かれず、再度正社員になるのがかなり難しいという人もいます。また、正社員を目指して育休を取っていたけど、育児に追われ、正社員ではなくパートやアルバイトへ変更するという人も。
働き方については、正社員であることだけが正解ではありません。自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶのが一番だと思います。しかし、育児の負担が女性に集中した結果、「正社員になりたかったけどなれなかった」というのは、女性にとって最大のストレスですよね。なので、子育てしながら正社員になりたい方は、早くから転職エージェントなどと密に連絡をとれる環境を作ることが重要になってくるかと思います。
自分にあった職種・業界・働き方を考えてみる。
女性は結婚前から自分の働き方を考えて、育児と仕事のバランスをとってくれる会社へ行くべきかもしれませんが、そうは言っても色々な事情があるので、難しいですよね。また、離職後に職探しする際には、新しいライフワークバランスを築けるような転職を応援してくれるエージェントさんがついてくれるサイトに応募するのも手かもしれません。リクナビNEXTやマイナビは主要人材紹介会社さんなので、情報収集をする意味でも登録しておいて損はないかと思います。
以下に、女性に特化した転職サイトをまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。
ランサーズでフリーランスとして働いてみる。
フリーランスで働くなら、ランサーズのようなクラウドソーシングがおすすめ。翻訳の仕事や記事制作のお仕事など、かなり幅広く募集されているので、在宅での仕事にも向いています。